近頃、よく耳にする歯周病。大人の5人に4人は歯周病を持っていると言われていますが、気づいていない人がほとんどです。歯周病はサイレントディジーズ(静かなる病気)と呼ばれ、むし歯のように痛むことがあまりありません。歯ぐきが腫れて赤くなったり、血が出たりすることがありますが、痛むことがあまりないので発見が遅くなってしまいがちです。そのため、歯が抜けてしまってから病気の重大さに気づくことも少なくありません。もし歯周病になっていても初期の段階ならば、ブラッシングで治すことができます。発見が早ければ治療もしやすい病気なのです。ほとんどの人が気づいていない歯周病。もし不安に思ったら、必ず歯科医に見てもらいましょう。むし歯が1本もないと安心していても、歯周病にかかっているかもしれないのです。「健康な歯肉は淡いピンク色で、ひきしまっています。あなたの歯肉はどうですか?」 |